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第12章.プロジェクト後の物流

注文書のフォーマットはこちら▼

https://drive.google.com/drive/folders/1bFcnhbgRk67OJvOg4jp1yyhGyzD5Tl0A?usp=sharing

きちんと「型番」や「色」や場合によっては「見積書に記載されている寸法」なども追記し細かく書きましょう。
(「見積書」と「注文書」の表記は必ず揃えましょう。例えば、メーカーが「blue color」と見積もり表記したらその通りに書きましょう。紺色に見えても「Navy」と注文書に書くのはNGです。共通言語の元は見積書になります。)

海外との取引は「意思疎通のズレ」が起きやすいです。
誰が見てもわかるように記載してあげましょう。
(色違い、サイズ違い、なんか形が違う、古い世代の物、在庫であるものを送ってくるなんてことは日常茶飯事だったりします。きちんと管理されているメーカーもありますが基本相手の事は信用しすぎずに注文書は手を抜かず作りましょう)

インボイスについてはメーカーが発行するものですが、フォーマットが無い場合は上記に雛形があるのでご使用ください。

インボイスの見本

Invoiceとは・・一般的には「送り状」という意味ですが、価格計算書、請求書、納品書などの役割を兼ね備えており、貨物通関手続きには必要不可欠な重要書類です。

Proforma Invoiceとは、売買契約前に売主(輸出者)が買主(輸入者)へ発行する仮のInvoice。 「仮送り状」とも言われ、見積書・請求書と同様の役割を果たします。

インボイスの内容と見積書の内容に齟齬が無いかきちんと照らし合わせましょう。
海外送金する上では下記の情報が必須なので

《必要な銀行情報》

受取人氏名・住所
金融機関名・支店名・支店住所
SWIFT/BIC.
口座番号、国によってはIBANなどの情報
送金目的


英語で「Please send me the invoice.」(請求書送ってください)と送って届いた
Invoiceに上記記載が無ければ
ヒアリングするようにしましょう。

※INVOICEはメーカーが作るもので我々は特にする事が無いので難しく捉えず、
ただ請求書を貰うと覚えていればOKです。

ケースマークのフォーマットはこちら
https://drive.google.com/drive/folders/1bFcnhbgRk67OJvOg4jp1yyhGyzD5Tl0A?usp=sharing

注文書を発行したら海外送金先をメーカーに聞きましょう。

《送金方法》

送金サービス・・・
WISE(HPːhttps://wise.com/jp/)・・手数料が最安なので基本的に相手がOKであればWISEを使うといいと思います。

銀行系・・・楽天銀行(銀行系だと手数料が最安1750円で個人の利用もOK)
▼楽天銀行の口座開設から準備していく必要がある方はこちらを参照ください。

基本的にはINVOICEに記載の銀行情報を打ち込んでいけば送金手続きは出来ます。
取引は基本的に「ドル」か「円」で交渉しましょう!
(楽天銀行の口座開設やWISEの登録が面倒な個人の方はメガバンクの口座があれば手数料は割高ですが手軽に海外送金できるのでそちらを利用してもいいと思います。)

※私も個人事業主の時は三菱UFJ銀行の口座から海外送金していました。

補足 関税の支払い準備をして待ちましょう!

貨物が海外から配達される際に「関税の支払い」を求められることがあります。
(詐欺ではないのでそういうものと理解しましょう。)

目安としては、購入金額の0-15%位が目安です。
関税は輸入の通関時にHSコードという統計品目番号の割り振りが行われて予め設定されている関税率で計算されます。
輸入時によって変わる場合もあるので目安位の費用が掛かると認識だけしていればOKです。
特に事細かく計算する必要はありません。

フォワーダーの紹介を受けたい方は審査制になりますがご紹介致します。(個人事業主でもOKです。)

友だち追加

▲こちらに➀会社名 ➁担当名 ➂フォワーダーの紹介希望と記入の上LINE下さい。

➀型番付与…商品名と型番を付ける事によって2回目以降の輸入の時に同じ実績として見られるケースが多いのできちんと型番を付与するようにしましょう。
また、開梱検査になった時のやり取りの際、型番があると書類も作りやすくなります。

➁商品名注意…誤解される商品名をつけるのは止めましょう。
例えば、今回の事例で出している「カーディフューザー」ですが、ディフューザー=香水が付いている可能性があり法規制品の可能性が高まるので開梱リスクがあります。
その為、セメントディフューザー(香水無し)など製品の材質と商品がわかるように記載しましょう。
分からなければフォワーダーの方に相談してください。

➂アンダーバリュー…本来の価格以下のインボイス価格で輸入する事を指します。メーカーが関税負担の場合発生しやすいです。脱税に繋がり後に修正申告する必要があるので、「製品単価」「合計金額」はきちんと注文書と同じ価格になっていることを確認しましょう。

Makuakeをはじめとしてクラファンではプロジェクトが終わるとCSVファイルで顧客情報が取得できます。
その為、国内でのお客様の発送作業は「CSVでの取り込みができる国内倉庫会社と契約しましょう。」

CSVファイルを国内倉庫会社の指定のフォーマットに変える必要がありますが、数百件の発送作業が1-2時間で終わります。
(自宅から発送するより安いケースが多いので時間と手間も含めて倉庫会社に委託しましょう)

倉庫会社の選び方

・CSVで発送情報入力ができる
・発送費用が安い
・検品や説明書入れのようなオプションがあるEC専用倉庫等が〇

倉庫費用で掛かる項目と目安金額

①入庫費用・・・10-30円
➁梱包費用・・・60-200円
③発送費用(宅配便)・・・550円-1000円
④ピッキング費用・・・100円
⑤保管費用・・・棚置き 月200円 パレット月3300円

個人で送るよりも発送費用は倉庫会社は物量を扱っていて特別な単価で運送会社と契約しているので、
任せても個人より安いケースが多いです。
説明書の封入をしてくれたり、検品をしてくれる倉庫会社もあるので作業、費用にあった倉庫会社を選択してください。

代表的なEC専用倉庫会社

「EC 物流」などの検索ワードで調べれば出てきます。
契約自体はクラファンが終わってからでいいと思います。
(数量によって初期費用無料の会社が安かったり、量が多くて初期費用が発生しても安い所など状況によって変わるので。
あくまで参考でOKです)

オープンロジ

国立倉庫 https://www.kunilogi.jp/netlogi/