せどり初心者向け貿易実務 貿易って何?

こんにちは。

みなみです!

今日から少しずつ

「貿易」

について初心者向けとしてシリーズで書いていきたいと思います!!

みなみは貿易歴8年程になるのですが、
貿易会社に勤めていても今いち貿易の事をわかっていない人が多いんですが、

個人での貿易はミスをするととても大変です!!
「貿易代行会社を使っているから大丈夫??」
「大した金額輸入していないから大丈夫??」
そんな事決してありません!!
送り先が自分になっている時点で罰則も購入者が対象になります

知らなかったでは済まない事がとても多いので、
最低限の知識はおさえていきましょう!!

目次

そもそも「貿易」ってなに?

ある国と別の国との間で行なわれる商品の売買のことをいう。

商品を外国に対して送り出す取引を輸出、外国から導入する取引を輸入という。

(Wikipediaより抜粋)

つまり、海外からものを買って、国境を越えて自分の手元に来た時点で、
「輸入した」という事になります。

この、「国境を越えた」ここがものすごく大事になってきます!

海外の製品を日本で買ったときは??

みなみさん

久々の登場だ!!海外の製品を日本で買っても輸入にはあたらないよね?

プロコンサルタント
そうだね。
さっき解説に合った「国境を越えて」ここが大事になってくるね。
みなみさん
ネットで販売している製品なんて、
国境を越えてるなんかわからないよ。。
プロコンサルタント
そうなんだよ
中国からのネットショップで転売が流行っているけど、
知らないうちに罰則になってしまうことがあるので注意だね。

・日本国内の店舗で買う海外製品は問題無し

・海外のネットショップから買う製品は注意が必要!!

貿易の仕組みを知ろう

貿易の仕組みは上の写真のような流れです。

ここで最も大事なのが「税関」を通るという事「通関」)

税関=「国(日本・中国、アメリカetc)」

《税関についてのよくある勘違い》

例えば、中国から製品を輸入する時は、

中国から出るときに「中国側の税関」、

日本に入ってくる時に「日本側の税関」

合計2回税関を通ります。

ここで気を付けて欲しいのですが、

よく代行会社が税関問題ありませんでした。だから問題無いという方がいますが、
どちらの税関の話なのか?をしっかり確認しましょう。

2つの税関では意味合いが変わります。

中国から出るときの「中国側の税関」
→違法なコピー品等が輸出されていないか、海外に販売制限のあるものを輸出していないか

日本に入ってくる時の「日本側の税関」
→適切な価格で輸入されているか、日本の産業に影響を及ぼすものが入ってきていないか?


立場が違う為、同じ税関でも注目してくるポイントが違います。

現にHSコードという製品のジャンルを決める番号は、輸出税関と輸入税関で違う事は多々あります。

税関って何してるの??

税関とは、その名のとおり「税=税金の徴収」と、「関=関所/通関手続き」に関する業務を行っている国家機関。

函館・ 東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・門司・長崎・沖縄地区の8税関と沖縄の1地区税関が設置され、
全国を9つの区域に分けて管轄しています。

みなみさん

税関って何のためにあるの?こんな時代なんだし好きに輸入させてよー

プロコンサルタント

海外の安い製品が入ってきたら
つぶれる日本の産業もあるよね?

日本で働く人を守る役割があるよ。

「関税」って聞いたことないかな?

みなみさん

あー。確か中学でそんな事ならったような。。。海外の製品の金額に応じて税金を払わないといけないんだっけ?

プロコンサルタント
そうだね。日本に安く入ってきて影響が高いものほど、
関税の率は高くなっている。逆に海外で欲しい製品は関税を0にして、
海外の人が売りやすくしているね
みなみさん
それで、自国のものは守りつつ
欲しいものはたくさん
輸入できるようになってるんだね!!
プロコンサルタント
他にも、輸入禁止なものを入ってくるのを
止めるのも重要な仕事だね!
日本で使用禁止の薬だったり、
日本の生態系を壊すような
動植物等がわかりやすいね

個人の輸入の落とし穴!

このように、今では手軽に海外から製品を買うことができますが、
海外製品の恐ろしいところは、

たとえ、

輸出者が危険物とわかって輸出しても、
虚偽の内容で輸出したとしても

輸入者が罰則を受けることになるんです!!

・輸入禁止なものの輸入 

⇒ 関税法で処罰の対象になります。

・輸入した内容がほんとうの数量より多かったり、値段が安く設定されている場合

⇛ 脱税にあたるので処罰されます

但し、税関は全てを事細かく見切れるわけではありません!!

つまり、貿易の知識を身に着けることで逃げ道があるんです!
(逆に輸入可能なものを輸入していても知識が無ければ禁止になる事もあります。)

まとめ

何で貿易知識を付けた方が良いのか少しは伝わりましたか??

みなみは、この税関に幾度となく引っかかったことがあります。
シンガポールで開梱検査になった時は港に呼びつけられ、数日間にわたり立ち合いで、
貨物の説明をさせられて泣きそうになった事も多々あります・・・

税関への説明や誤解を解くのに幾度となく、
様々な国の港でコンテナを開けて
一つ一つ数えて、資料をだしてなんてことは日常茶飯事でした・・・
(ダメ元で輸入して案の定引っかかったケースが多いのですが)

しかし、

個人輸入においては、港に呼ばれていくことも出来なければ、
コンテナの開梱にも費用がかかりますし、立ち合いやコンテナの一時保管費用、等

膨大な時間とお金がかかります。

その為、輸入には一番慎重になった方が良いです。
今日から徐々に実務的な内容も含めて解説していきますので、

是非皆さん輸入販売で脱サラを目指していきましょう!!

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この記事を書いた人

クラウドファンディングを中心に輸入ビジネスを行い現在は独立してクラウドファンディングコンサルやページ制作・キュレーションを行っています。

海外ブランド日本総代理店を3ブランド持ち販売中。
中国に限らず各国OEMでオリジナル品の開発も行っています。
元々8年間大手のメーカーと共同で商品開発をしていたので、

①商品リサーチ

➁海外工場リサーチ

③商品開発プロセス

④サプライチェーンマネジメント

⑤品質管理

が得意です。
これらの経験を活かしてクラウドファンディングに限らず輸入ビジネスについての発信をTwitterでしています。

2021年実績が認められ、Amazon分析ツールの「セラースプライト」、中国輸入代行会社RAKUMARTの認定講師となりました。

輸入販売、副業、クラウドファンディングの記事を中心に執筆していきます。

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