Amazon中国輸入リサーチ「ネットに掲載した商品の仕入は辞めましょう」競合参入障壁を上げる小技

こんにちは!みなみです。
Amazonは「参入市場の選定」「SEO(検索エンジン最適化)」「商品力」この3拍子が揃って初めて成功する市場です。
他のECに比べてAmazonは取得できる情報が「セラースプライト」や「Amazon内に実装されているbrand analytics」などのツールにより段違いに多い為、「後発が成功しやすいプラットフォーム」と言えます。

もし私が物販新入生でノウハウも人脈も0ならまず間違いなくAmazonから始めます。
「Amazonの再現度の高さは段違い」な上「FBA(フルフィルメント)サービスにより売れたら勝手に出荷される」のでアカウントが育った後の工数が他と比べて少ないのも魅力です。

だからこそ「初心者が1から始めて月商50万円商品を積み上げる為のコンテンツを作成しました」

中国OEMのプロが1から始める方法全解説します OEM歴8年のプロが1商品ローンチまでのノウハウ公開

ただ今話したのは「参入市場の選定」「SEO(検索エンジン最適化)」「商品力」の3つが揃っていればこそです。
1つでも欠けると
「気づいたら赤字になっていたり」、
「過剰な在庫を持つ必要になってしまったり」
「クレームの嵐のお客さん対応の追われたりします」

また、副業が盛んになった影響もあってか、数年前の様にただ中国のECから仕入れてAmazonに出せば売れる時代は終わりました。
逆に言うと「しっかりとしたWebマーケティングスキル」「Amazonのプラットフォームへの理解」ができている人だけが成功していますし、成功し続ける時代になりました。

今日のテーマは「商品力」にフォーカスして中国から商品を輸入するってどういうこと?とピンと来ていない人向けの基本講座+参入障壁を上げて競合と差別化する為の交渉術についてまとめています。

目次

カタログ品・簡易OEM・OEM品って何?

商品の仕入れ方の名称でお客さんから見た時に「カタログ品」でも「簡易OEM」でも「OEM」でもそんなのは関係ありません。
「OEM」=稼げるみたいな情報もありますが、それは当たらずも遠からずで、
「リスクとリターン」をきちんと理解した上で、どう仕入れるのか判断していきましょう。

・カタログ品・・1688.comやアリババに掲載されている商品の事
・簡易OEM・・・1688.comやアリババに掲載されている商品に自分のブランド名を付ける事
(例ː紙タグを付けたり、ロゴを刻印・印刷したり、パッケージを作ったりすることを指しています)
・OEM・・・自分のブランド専用商品を中国の工場に作って貰う事

ロットの大きさ競合の参入障壁初心者のおすすめ度
カタログ品小(在庫があれば1個から)同じ商品をすぐリリースされる×
簡易OEM中(ロゴのロットに左右)同じ商品をすぐリリースされる
OEM大(最低100~)高い(初期費用が掛かるので真似されにくい)

カタログ品について

参入者:単純中国輸入販売者 販路ːメルカリ主戦場+Amazon

基本的に短命な商品しかなく「ファン化」によるリピート客の獲得も難しい為、せどり感覚で行う人向け
継続的にstock型のビジネスをしたい人(将来独立を目指している人)やECのスキルを身に着けたい人は向きません。ただリスクは最も低いので月数万円位稼ぎたい位の人が選ぶ商品です。

Amazon販売のはじまりについては「簡易OEM品」スタートがおススメ

意外と思うかもしれませんが日本の大手メーカーも自社で商品を作らない場合この「簡易OEMスタイル」でモノづくりする事が多いです。
OEMの方がマーケットインしやすく大きな売上を狙う事はできるのは事実ありますが、その分自分の為だけに工場が動くので「ロットが大きく」「初期費用が発生」することになります。
ある程度キャッシュリッチな人が選ぶべきな選択は月商500万円までは「簡易OEMスタイル」でOKです。

正直先に「簡易OEM」でいく!ときめるのもおかしな話で基本的にはAmazonではマーケットイン戦略が基本です。

《仕入れの決め方のフロー》

①市場リサーチで参入しやすい市場を探す

➁市場が求めているポイントを抑える

③中国のECサイトで既にその求めているポイントを解決できている商品を探す
→あった場合ː自分のブランドして販売

→ない場合ːOEMを検討して初期費用が掛かる場合は撤退、掛からない場合はOEMにて

「商品のポイント」から逆算して商品を探し、
リスクの低い順に可能性を追いながら交渉していきます。

だからこそ「OEMで〇〇円稼げる」とか「簡易OEMだけで○○円稼ぐ方法」という表現はAmazonは販売においてズレた発言でポジショントークである可能性が高いということです。

市場を見ながら枠にはまらず柔軟に判断していきましょう!

基本的にみんな同じサイトばかり見ているのでズラシましょう!

ネットだけでリサーチを完結するのは非常に勿体ないのでやめましょう!

基本的に副業出身の人は取得する情報源が同じなので面白い位に同じ動きをしています。
教えてもらったリサーチ基準通りに、教えて貰ったサイトでずっと探し続けています。

商品ジャンル・点数は天文学的にあるのでそれも間違いではないのですが、
「Amazonは参入しやすいECプラットフォーム」という認識は常に持ちましょう。

現に今あなたも参入しようとこの記事を見ている時点で同じ情報を持ったライバルがたくさんいる事になります。
だからこそ、ビジネスとして確立させるには

《ライバルと不毛に競い合うだけのレッドオーシャンから逃れるには》

「人脈の構築」と「1次情報の取り方」

が大事になります。

※1次情報とは、オリジナルな情報、つまり本人が直接的に体験から得た情報、考察、本人が行った調査や実験の結果を指します。

メーカーの人とどんどんやり取りしていきましょう!

《具体的フロー》
①自分が求めている商品を持っているメーカーをピックアップ

➁メーカーに絞って交渉していく
(販売店や商社は除外していく)

③担当にカタログを貰う・探している商品は無いかヒアリングする
(海外での売れ筋を聞いたり、日本での実績を聞いたり1次情報を取りに行く)

④ロットや価格の交渉をする

⑤販売

⑥次からメーカーの人と人脈構築できれば、
「新商品が出来た時に優先的に連絡」してくれたり「OEMの初期費用を負担してくれたり」
信用残高が溜まりビジネス規模が大きくなっていきます。

①③④について詳細説明したブログはこちら

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まとめ

・マーケットインによる商品選定と自分のリスク許容値により「カタログ品輸入」や「簡易OEM製造」「OEM製造」は決まるので最初から決めつけて行動しない。(きちんとした市場選定方法を身に着ける)

・リサーチはネットショッピングではなく、1次情報と人脈構築を目指してメーカーの担当と直接積極的にやり取りをする

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この記事を書いた人

クラウドファンディングを中心に輸入ビジネスを行い現在は独立してクラウドファンディングコンサルやページ制作・キュレーションを行っています。

海外ブランド日本総代理店を3ブランド持ち販売中。
中国に限らず各国OEMでオリジナル品の開発も行っています。
元々8年間大手のメーカーと共同で商品開発をしていたので、

①商品リサーチ

➁海外工場リサーチ

③商品開発プロセス

④サプライチェーンマネジメント

⑤品質管理

が得意です。
これらの経験を活かしてクラウドファンディングに限らず輸入ビジネスについての発信をTwitterでしています。

2021年実績が認められ、Amazon分析ツールの「セラースプライト」、中国輸入代行会社RAKUMARTの認定講師となりました。

輸入販売、副業、クラウドファンディングの記事を中心に執筆していきます。

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